一般的に住宅ローンと言えば、自分や家族が日常的に住む家を建てる際に、金融機関からお金を借りることを指すと思います。
今回はそういったものと違い、週末利用のセカンドハウスを建てる際に、住宅ローンを組むことにしました。
と言っても、一般的なものと違うため金融機関によっては、セカンドハウスの住宅ローンは取り扱っていなかったり、取り扱っていたとしても金利が普通の住宅ローンの何倍にもなっていたりしました。
セカンドハウスの住宅ローンは無理なのかなと思いながら、いろいろと調べたところ内容的によさそうなところがありました!
「楽天銀行」さんです。
住宅ローンの内容としては、一般的なものと同じ(手数料が若干違う)ですが、フラット35(S)で組まなくてはなりません。
なので、返済期間は最低15年からです。
住宅ローンを申し込む際に注意することは、次の章をご覧ください。
先ず、簡単にフラット35の流れを説明します。
1. 楽天銀行さんのサイトより「事前審査のお申し込み」を行ないます。
これは借入する際の基本情報や希望内容を入力し、簡単な審査を受けるというものです。
2. 事前審査で承認されると「申込書類一式」が送られてきます。
これに記入したり、必要書類を用意するのに時間がかかります。
楽天銀行さんではお借入希望月の1ヶ月前までに返送してくださいとありますが、1ヶ月前だと厳しいです。
どこかしら修正する箇所はありますし、楽天銀行さんへ問合せする際に電話だとその日のうちに済みますが、ウェブ経由ですと2,3日かかります。
余裕を持って申込を行なってください。
3. 申込書類を記入し、必要書類を一式送ります。
私の場合、以下のものが用意できませんでした。
この内容で送付した結果、特に問題はありませんが他の件で問合せがきました。
4. 審査の結果(仮承認)が送られてきます。
審査の結果、「仮承認」となりましたが、必要書類を送ってから3ヶ月弱掛かりました。
理由としては以下の通りになります。
また、本承認に向けて、追加書類が必要となります。
必要な書類及び一覧は、楽天銀行さんより送付されてきます。
その中で準備に少し時間が掛かったものは、以下の通りです。
建設地は分筆されていたので、いろいろと手続きが今後面倒かなと思い、合筆することにしました。
そうなると合筆後の土地謄本や公図、地積測量図または敷地求積図が必要となります。
合筆する前は法務局で地積測量図はあったのですが、合筆すると無くなってしまいます。(そういうものらしいです。)
業者さんで測量をしてもらうことは可能ですが、10万円単位で費用が掛かるそうです。(広さによって違います。)
どうしようか悩んでいたところ、建設会社さんで敷地求積図は作成していただいたみたいで、楽天銀行さんに確認したところそれで大丈夫でした。
既存の建物があったため、その建物を滅失しましたという登記必要です。
本来であれば、解体業者さんのほうで「建物取壊証明書」というものを発行していただき、
滅失登記をしてくださいと言われると思うのですが、私の場合特にありませんでした。
よって建物滅失登記完了証を用意するのに時間が掛かってしまいました。
登記については滅失登記のページに詳しく書いてありますので、そちらをご覧ください。
建設地の上空には、東京電力さんの送電線(かなり高い位置ですが)あり、その場合「地役権」というのが設定されます。
これは送電線に影響が出ないように、送電線下の土地に制限(高い木を植えてはいけないとか)をかけるというものです。
実際、送電線の下は何もしないのですが、建設地としては範囲に含まれてしまうため、同意書が必要となります。
これは東京電力さんに連絡をとり、同意書を作成してもらいます。
5. 住宅ローン契約(本承認)の書類が送られてきます。
仮承認になり書類を一式送付し、承認が得られるとローン契約書類一式が送られてきます。
ここでは融資実行日に向けて書類の記入や手続きを行ないます。
火災保険契約
表題登記
司法書士と土地建物抵当権設定手続き
適合証明書
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